北総鉄道の2024年4月から9月までの中間決算は、増収増益となりました。　鉄道の利用者の数は、上期として過去最高を記録しています。 　北総鉄道によりますと、2024年4月から9月までの中間決算は、売上高にあたる営業収益が69億3000万円、中間純利益が12億3800万円で、増収増益となりました。 　沿線人口の増加や運賃値下げの効果などにより鉄道の利用者は、前の年の同じ時期より112万5000人多い2050万人余りとなり、上期として過去最高を記録しました。 　コロナ禍が明けてテレワークの減少などにより通勤定期の利用者が増えたことや、2022年に大幅な運賃値下げを行った通学定期が好調だったことが寄与したということです。 　北総鉄道の担当者は、「運賃値下げの効果を最大限に引き出すとともに、沿線自治体などとの連携を強化して沿線エリアの活性化に努めていきたい」と話しています。