大阪・道頓堀に深夜1時までの「巨大ゲーセン」開業、クレーンゲームが昨今爆発的人気に
アミューズメント施設「GiGO」の関西初となる旗艦店「GiGO大阪道頓堀本店」(大阪市中央区)が8月30日にオープンした。毎日20万人以上が訪れ、昨今は観光地として賑わう道頓堀で、地上3フロア、エリア最大級のゲームセンターとなる。 【写真】雨模様の平日でも多くの人、道頓堀の様子 2014年から右肩上がりで成長している、ゲームセンター市場。これを牽引したのが「クレーンゲーム機」の人気だ。アニメの人形やフィギュアを求め足を運ぶ人が増え、2020年はコロナ禍により市場に大きく影響が出たものの、同社では翌21年、「クレーンゲーム」に関しては最高規模の売上げを記録したという。 現在、国内外に約350店ある「GiGO」のなか、同店の特徴としては、入口部分にある高さ10mの液晶ビジョン。「伝統×デジタル×ユーモア」をテーマに、「松葉目」などの舞台美術や、さまざまなキャラクターたちが動く様が映し出される。 店内にあるクレーンゲーム機は1、2階合わせて300台。50mある店内通路にびっしりと並ぶ。昨今は「ちいかわ」が人気だそうで、マシーンの前に行列ができ、入荷1週間足らずで品切れになる場合も珍しくないという。 このほか、1階にはカプセルトイショップの「GORON!」(全300面)、2階には全国3店舗目となる推し活専門ショップ「fanfancy+with GiGO」が関西に初出店する。 3階には体感ゲームやプリントシール機など、クレーンゲーム以外のゲームを多数設置。さらに、たい焼きやレモネード専門店、グルメポップコーンの販売スペースなど、フード&ビバレッジも充実。店内にはカフェスペースも設け、大阪観光の小休憩にも利用できる。 同社の代表取締役社長・申真衣氏は、「大阪・ミナミの繁華街に、そしてグリコやかに道楽などの大阪を象徴ともいえるような巨大看板と並んで、GiGOブランド関西初の旗艦店をオープンできることを大変うれしく思っております」とコメントした。 「GiGO大阪道頓堀本店」の営業時間は、朝10時~深夜1時。『怪獣8号』の等身大POPの設置やノベルティ配布など、オープン時からさまざまなキャンペーンがおこなわれる。 (※タイトルに間違いがあり、修正いたしました。大変申し訳ございません)