龍馬に思いはせる…誕生祭で生家跡に100人、愛した桂浜の浮世絵寄贈、メダリスト4人龍馬賞
◇ 第39回龍馬賞(龍馬賞基金主催)を受賞したパリ五輪とパリ・パラリンピックの県出身メダリスト4人の授賞式が15日、高知市内で開かれた。式には、ともに金メダルを獲得したレスリングの桜井つぐみ選手(23)と車いすラグビー日本代表キャプテンの池透暢(ゆきのぶ)選手(44)が出席し、表彰状が手渡された。
五輪金メダルは県勢として92年ぶり、パラリンピックの金、銀メダルは初の快挙。県民に勇気や感動を与えたことが評価された。 桜井選手は父・優史さんが2022年に同賞を受賞しており、「オリンピックで活躍するのが夢で、日々練習に励んできた。父に続いて親子2代で賞をいただけてうれしい」と喜んだ。池選手は2度目の受賞で、「龍馬さんと名がつく賞を2度もいただけて非常に光栄。2連覇を目指したい」と意気込んだ。
パリ五輪レスリングの金メダリスト清岡幸大郎選手(23)とパリ・パラ陸上女子円盤投げ(座位F53)で銀メダルを獲得した鬼谷慶子選手(29)は家族が代理で出席した。