’95年の婚約会見直後の騒動から29年…君島十和子「いくらなんでも歳を取らなさすぎ」な美魔女画像
「還暦への階段をまた一歩上がりました!」 元女優で美容家の君島十和子が、6月5日に自身のインスタグラムを更新。58歳の誕生日を迎えたことを報告した。ロンドン、フランスに出張中であることを伝え、ヨーロッパの古い建造物をバックに、蝋燭の火のついたホールケーキを見つめる姿を投稿。これを観たファンは、《いくらなんでも歳取らなさすぎ》 《日本人女性の美や還暦イメージを上げてくださる十和子さん、国宝級です》などと賞賛するコメントが相次いだ。 【高級ブランド靴に囲まれて】すごい!「フェラガモの女王」と呼ばれていた頃の君島十和子 「1986年に吉川十和子として女性ファッション誌『JJ』の専属モデルとなり人気を博しました。高級ブランド靴『フェラガモ』のコレクターでも知られ、『フェラガモの女王』とも呼ばれることも。その後、女優に転向しましたが、1995年に『KIMIJIMA』ブランドで知られる服飾デザイナー・君島一郎氏の婚外子であるファッションデザイナーの君島明氏(現在は改名し、君島誉幸)との結婚を発表し、芸能界を引退。 しかし、その直前に明氏と別の女性との間にできた隠し子が発覚します。それがきっかけとなり、兄弟間の確執も表面化。翌年7月には、一郎氏が急逝したことで、50億円ともいわれる遺産相続争いが勃発。連日、メディアに追いかけられる日々が続きました」(ファッション誌編集者) 『FRIDAY』は、人気女優として注目を浴びるようになった君島十和子に注目。明氏との婚約会見から君島家の騒動に巻き込まれ、連日、夫の明氏とメディアに登場していた彼らに取材。当時の様子を二人の画像で振り返ってみたい。 ◆「二人で一緒に乗り越えていきたい」 金屏風の前に並んで座る二人。 吉川十和子と君島明氏との婚約が発表されたのは1995年12月6日のことだった。君島氏は、吉川にプレゼントしたという3.5カラットのダイヤの指輪について、「母がつけていた君島家に代々伝わるもの」と話し、吉川も幸せいっぱいの笑顔を見せていた。しかし、これに一郎氏の正妻が激怒。長男がワイドショーに出演し、明氏が正妻の子供ではなく、婚外子であることを暴露したのだ。 「婚約会見の2日後には、明氏に隠し子があることが発覚します。吉川との婚約直前まで同棲していた女性がおり、2歳になる子供もいたのです。しかし、吉川はそれら全てを受け入れたのです」(ワイドショー関係者) 再び、二人は会見を開き、吉川は、 「この事実を受け止め、二人で一緒に乗り越えていきたい」 と心情を吐露。12月11日に結婚を発表し、芸能界を引退する。騒動は落ち着いたかに思われたが、翌年に一郎氏が急逝。遺言で明氏を後継に指名していたことがわかり、50億円ともいわれる遺産相続争いも相まって、「骨肉の争い」などと、再びワイドショーを賑わすこととなる。 「このわずか1年足らずの騒動で、ブランドイメージは急激に悪化。長男と正妻が別のブランドを立ち上げ、そちらに顧客が移ったこともあり、最終的に約40億円の負債を抱えて、KIMIJIMAブランドは廃業しました」(ファッション誌編集者) その後、吉川は君島十和子として’05年に化粧品ブランド『フェリーチェトワコ・コスメ』を立ち上げ、プロデュースを手掛ける『FTC』が大成功。負債を完済する。当時の騒動について、君島は、’22年4月にフジテレビ系『ポップUP!』にVTR出演し、このように語っている。 「今振り返ると、あの年齢であの騒ぎ、あの騒動、あの借金…」 「外側がすごく騒いでいただいたおかげで、内側は台風の目みたいに、仲良くなるきっかけを頂いた」 現在、二人の仲睦まじい姿は連日のように君島のインスタグラムに投稿されている。彼らの逞しさ、おしどり夫婦ぶりを少しは見習いたいものだが、その姿は、29年前よりも、かえって若返ったような……。
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