女優・福原遥さん「役作りのために、新大久保で女子高生の会話をリサーチしました」|CLASSY.
SNSを中心に「とにかく泣ける」と話題になったベストセラー小説『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』が映画化。12月8日より全国公開中の今作について、CLASSY.ONLINEでは3名のキャストにインタビューしてきました。まずはW主演を務めた女優・福原遥さん。役作りの裏話や撮影現場の様子までたっぷりお届けします。
福山雅治さんの主題歌に胸を打たれました
―― 映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』、公開おめでとうございます。完成作をご覧になったときの感想をお聞かせください。 この作品はCGの演出が多かったので、実際に編集されたものを見て、そのリアルさや迫力にすごく圧倒されたのを覚えています。同じように感動したのは、ラストにかかる福山雅治さんの主題歌『想望』。福山さんの曲が主題歌に決定したのを知ったのは撮影が終わってからなんですが、お話を聞いたときは本当に衝撃的で、映画を見るまで「本当なの?」って信じられなかったくらい(笑)、とても嬉しかったです。歌詞に作品の伝えたいメッセージがすべて盛り込まれていて、グッとくるものがありました。
今の女子高生について新大久保でリサーチ
―― 福原さんが演じたのは、目が覚めると戦時中の日本にいた現代の女子高生・百合。演じる上でどんなことを大切にしていましたか? 百合はどんな状況下でも自分の意見をしっかり言える子。そういう芯が強い部分は、ブレないように演じたいなと思っていました。あと作中で百合がお母さんに当たってしまうシーンがあるんですけど、そういう思春期ならではの苛立ちみたいなものが自分には経験のない部分だったので、いろいろな人に話を聞きながら、百合のイメージを膨らませました。今の女子高生ってどんな感じなんだろうと思ったときに、何かヒントを得られるかなと、新大久保に行ったりもしましたね。
和気あいあいとした撮影現場ではお菓子パーティも
―― 撮影現場はどんな雰囲気でしたか? オンオフがしっかりしていました。セットの中に入るとみなさん喋らずに集中…という感じですが、休憩時間になると遊んだり、和気あいあいとしていて楽しかったです。 ―― 共演者との印象的だったエピソードを教えてください。 出口(夏希)さんとはこの作品で初対面だったのですが、そのあとの『18/40~ふたりなら夢も恋も~』でも一緒で、今では一緒にご飯に行くくらい仲良くなりました。撮影期間中は年下の出口さんに「最近何が流行ってるの?」と聞いたり、現場に常備してあった激辛の麺を一緒に食べたりしました。 ――公式Xでは、よくお菓子パーティーをされていたとの裏話を拝見しました。 お菓子パーティー、やりましたね!夜の撮影はどうしても小腹が空いちゃって、イスの上にお菓子を並べては食べて、みなさんと美味しいねって話しました。