【Bリーグ】大阪は3連勝を逃す 序盤の劣勢から盛り返すも、あと一歩及ばず
◇Bリーグ B1第14節GAME2 大阪81―89千葉(2024年12月22日 おおきにアリーナ舞洲) 大阪エヴェッサは、年内最後のホームゲームを白星で飾れず、3連勝ならず。通算成績は13勝11敗となった。 前半は35―58。第1Qで12―34と出遅れたのが響いた。千葉に第1Qだけで5本の3ポイントシュートを決められ、バスケットカウントも3本許した。 藤田弘輝ヘッドコーチ(38)は「前半と後半で大きく試合の内容が違った。千葉さんにも意地があっただろうし、それを上回るフォーカスが足りなかった。それでも、高木や土家がこれまでベンチの時間が多かったにもかかわらずファイトを見せて引っ張ってくれた。(敗戦でも)得るものは大きかったと信じたいですね」と、第4Q終盤に一時7点差まで詰めて大逆転の可能性さえ感じさせた粘りを評価した。 第3Q途中から出場機会を得た高木拓海(23)が第4Qに2ポイント、3ポイントを1本ずつ決め、公式戦初得点をマークした。点差を離された状況での起用だった。「点差は関係なく、出場した時は泥臭くプレーすることだけを考えています。ここまで出場機会が少なくて(精神的にも)苦しい期間はありましたが、いつかチャンスは来ると思いチームとして自分に何が出来るかと考えてやってきました」と敗戦の中にも明るい希望を見いだした。 年内はあと2試合。28、29日にアウエーで秋田ノーザンハピネッツと戦う。