⚾ソフトバンク育成2位 浜松商高の曽布川 球団が指名あいさつ「長距離砲になること期待」
プロ野球ドラフト会議でソフトバンクから育成2位指名を受けた浜松商高の曽布川ザイレン内野手が13日、福山龍太郎アマスカウトチーフ、担当の宮田善久アマスカウトから指名あいさつを受けた。同校出身者として33年ぶりのプロ入りとなる曽布川は「プロの投手に対応できるようにし、いずれ(みずほ)ペイペイドームでプレーしたい」と目標を定めた。 高校通算29本塁打の強打者。宮田アマスカウトは「長距離砲になることを期待している。(主砲の)山川穂高を目指してほしい」と成長を願った。巨人のトレーニングコーチとしてV9を支えた同校OBの鈴木章介さんも訪れ、親交のあるソフトバンク・王貞治球団会長のサイン入りバットを持参して激励した。 「本塁打を打てて、得点圏で走者をかえせる打者になりたい」。経験を積み、競争に勝ち抜く意気込みだ。 同日、浜松市内で仮契約を結んだ。支度金は300万円。年俸は360万円(いずれも推定)。
静岡新聞社