【広島】床田寛樹「楽しみ」 同学年の元同僚・オリ西川龍馬との初対戦に「あえて全部カーブとか」
広島の床田寛樹投手が、28日の交流戦開幕戦のオリックス戦(マツダ)に先発する。今季リーグトップの防御率1・27で最多タイ5勝の左腕は、昨オフに広島からFA移籍した同学年の元同僚・西川との対戦を心待ちにした。 「そこは楽しみ。龍馬とは思い切りやりたい。あいつ自身、マツダに来るのを楽しみにしていると思う。できればランナーがいないところで思い切り勝負できれば」 紅白戦でも対戦したことはないという。昨年はチームトップの打率3割5厘で打線を支え、交流戦でも打率3割4分3厘と打ちまくった好打者は、チームメイトとしては頼もしかった。 「あえて全部カーブ投げるとか。デッドボール当たったらごめんなさいで、いい対戦ができたらいいかなと思う。何でもついてくるところが長所でもあり短所でもあると思う。乗ったらめんどくさいけど、逆に簡単にアウトになってくれることもある。誘って振ってこなかったら、成長しているという感じじゃないですか? 楽しみですね」 自身、直近2年間の交流戦は4勝2敗、防御率1・60と好成績を残している。 「先週同様(3連勝で)いい流れを持ってきてくれたので、そのままいい流れに乗っていけるように」 チームは貯金5で首位・阪神に0・5ゲーム差の2位と好位置に付ける。まずはチームにとって17年以降、遠ざかっている交流戦開幕戦の白星(21年は引き分け)に導き、同年以来となる交流戦勝ち越しへの道筋をつくる。
報知新聞社