監視カメラでクリスマスツリー 犯罪抑止の思い込め 台湾・台南
(台南中央社)南部・台南市政府警察局の派出所前に、廃棄される監視カメラ約100台で作られたクリスマスツリーが登場した。悪事を働く人に対し「常に監視している」とのメッセージを提示する狙いが込められている。 ツリーが置かれたのは同局永康分局永信派出所の前。25日に中央社の取材に応じた同所の黄貞融所長によれば、同所に勤務する警察官が勤務外の時間を使って作った。 ツリーの最上部には、同分局が先月出版した詐欺防止を啓発する冊子を持つテディベアが飾られた。詐欺グループらに向けて詐欺の未然防止や事件解決への決心を伝えているという。 ツリーは春節(旧正月、来年は2月10日)期間ごろまで毎日、夜間点灯が行われる。 (楊思瑞/編集:田中宏樹)