父親を殺害した罪…48歳男に懲役11年の判決 熊本地裁
熊本朝日放送
熊本県八代市の住宅で、父親を殺害したとして殺人の罪に問われている男(48)に熊本地裁は懲役11年の実刑判決を言い渡しました。 志水友和被告は去年9月、八代市の自宅で父親(当時73)の顔などを斧で複数回切りつけて殺害したとして、殺人の罪に問われています。 検察側は「強固な殺意に基づく残虐極まりない犯行」とし懲役14年を求刑し、弁護側は「幼少期から暴行を受けるなど動機にくむべき事情がある」として、減刑を求めていました。 中田幹人裁判長は「不遇を被害者のせいと考えるに至ったことは理解できないものでもない」とした上で、「犯行は残忍というほかなく、強固な殺意が認められる」と指摘し、懲役11年の判決を言い渡しました。