A・コール氏がイングランド代表の専任スタッフに?…バーミンガムのコーチは退任か
アシュリー・コール氏がバーミンガムでの職を辞し、イングランド代表の専任スタッフとなるようだ。12日、『アスレティック』や『デイリーメール』など複数のイギリスメディアが伝えている。 現在43歳のアシュリー・コール氏は現役時代にアーセナルやチェルシーで活躍し、チャンピオンズリーグ(CL)制覇や合計3度のプレミアリーグ優勝を経験。イングランド代表では歴代6位の通算107キャップを誇り、3度のFIFAワールドカップや2度のEUROに出場した。2019年の引退後は指導者に転身し、チェルシーやエヴァートンのアシスタントコーチを歴任。昨年10月にはバーミンガム(現:3部リーグ)のアシスタントコーチに就任した。 2021年夏からはリー・カーズリー監督の下、U-21イングランド代表のアシスタントコーチも兼任しているA・コール氏。EURO2024終了後のガレス・サウスゲート前監督の辞任に伴い、カーズリー監督がA代表の暫定指揮官に就任したことを受け、現在はA・コール氏もA代表に帯同している。 そんなA・コール氏だが、今後はイングランド代表での仕事に専念する可能性が高いようだ。報道によると、イングランドサッカー協会(FA)は同氏を“スリーライオンズ”の正式なスタッフとして迎え入れるべく準備を進めているとのこと。国際試合が優先されるため、バーミンガムのアシスタントコーチ職は退任することになるという。 なお、正式な監督人事については、FAが依然として候補者の選定を進めているとのこと。A・コール氏の人事との関連性はないものの、カーズリー暫定監督の内部昇格も選択肢の一つとして検討されているようだ。
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