情報通が「大ヒント」を暴露?『ワンピース』海賊王の最有力候補は「いま何をしているのか」
尾田栄一郎氏による海洋冒険マンガ『ONE PIECE(ワンピース)』には、新旧さまざまな海賊が登場する。そのなかで、とくに海軍が危険視しているのが、ルフィたち「麦わらの一味」と同時期に名をあげてきた、ルーキーらしからぬ実力を持つ海賊12人、通称“最悪の世代”と呼ばれる存在だ。 【画像】はち切れそうなナイスバディに! 「最悪の世代」紅一点がみせた驚異の能力 表社会、裏社会を問わず、あらゆる情報に精通する世界経済新聞社の社長「モルガンズ」は、「近々“最悪の世代”と呼ばれる者達の中から…“海賊王”が誕生する!!!」と予想した。 最終章に入り、物語は大きく動いているなか、世界の“新聞王”が、そのなかから「海賊王が誕生する」とまで語った“最悪の世代”とはどのような人物たちで、現在どういった動きをしているのか。あらためて整理していこう。
■最悪の世代に名を連ねる12人の海賊たち
●麦わらの一味を率いる「モンキー・D・ルフィ」 ワノ国の戦いで「ヒトヒトの実 モデル“ニカ”」の力に目覚め、四皇のカイドウを撃破。新たな四皇の一角になった。海賊王への道を爆走するルフィは、世界規模の騒動の中心にいることが多く、当然世界政府から危険視されている。現在は未来島「エッグヘッド」を抜け、巨人族たちの国「エルバフ」を訪れている。 ●麦わらの一味が誇る剣豪「ロロノア・ゾロ」 世界一の剣豪を目指す、三刀流の使い手。世界一の剣士と名高い鷹の目ミホークの教えを受け、大きく実力を伸ばした。四皇カイドウの右腕であるルナーリア族の生き残り「キング」まで撃破している。現在ルフィとともにエルバフを訪れている。 ●死の外科医「トラファルガー・ロー」 彼の本名は「トラファルガー・D・ワーテル・ロー」。ハートの海賊団船長として、王下七武海にも参加していた経歴の持ち主。「オペオペの実」の能力者で、パンクハザードでルフィと“海賊同盟”を結んでからはワノ国まで行動をともにしていた。ワノ国ではルフィ、ユースタス・キッドとともに四皇のカイドウ、ビッグ・マムと敵対。 キッドと協力し、ビッグ・マムを倒すというジャイアントキリングを果たしている。ワノ国後は“勝者島”で待ち構えていた四皇の黒ひげと激突。互いの「ロード歴史の本文」を賭けた戦いに敗北し、生死不明となった。 ●血の気の多い好戦派「ユースタス・キッド」 「キッド海賊団」を率いる海賊らしい海賊。凶暴で好戦的、短気な性格だ。初登場時はルフィよりも懸賞金の額が高く、「ジキジキの実」の能力で大暴れして悪名を轟かせていた。ワノ国でローとともにビッグ・マムを倒したあと、巨人族の国であるエルバフに向かい、そこにいたシャンクスと遭遇する。 赤髪海賊団に戦いを挑んだが、シャンクスが放った「神避(かむさり)」の一撃で仲間のキラーともども敗北。キッド海賊団は壊滅させられ、現在、生死不明となっている。 ちなみにワノ国編のときのキッドは左腕を失っていたが、それはルフィたちの2年にわたる修業期間中に起こった赤髪海賊団との抗争が原因だった。 ●キッドの相棒「キラー」 ユースタス・キッド率いる「キッド海賊団」の戦闘員。フルフェイスのマスクをつけ、鎌のような武器を両手に装着して戦う。冷静沈着な性格で、キッドとは幼少期をともに過ごした相棒ともいえる存在。暴走しがちなキッドのブレーキ役として、彼とは対等な関係を築いている。キッドと一緒にシャンクスに挑むも「神避」の一撃で倒され、現在は生死不明である。 ●ルフィに匹敵する“大喰らい”「ジュエリー・ボニー」 元革命軍の幹部で王下七武海のひとりでもあった「バーソロミュー・くま」の娘で、「ボニー海賊団」の船長。一見すると20代の大人びた女性に見えるが、自分や他人の年齢を操作できる「トシトシの実」の能力者で、実は12歳の子ども。政府の手により兵器と化した父、くまを救う手がかりを得るためにエッグヘッドに向かい、そこでルフィたちと出会う。 その後、くまが兵器化した原因を作った張本人、五老星のひとりである「サターン聖」をルフィと協力し、撃退している。