大谷翔平【Getty Images】

　大谷翔平選手は今オフにロサンゼルス・ドジャースと超大型契約を結び、2024シーズンから新たな球団でプレーすることになった。ただし、右肘を痛めた現状では再び二刀流を披露できるかは不明だ。それでもドジャースでゼネラルマネージャー（GM）を務めるブランドン・ゴームス氏は、将来の二刀流復帰に楽観的な見解を持っている。米メディア『ドジャーブルー』が報じた。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 　大谷は昨季、投手として10勝を飾り、打者としてア・リーグ本塁打王に輝く44本のホームランを放つ活躍を見せたものの、右肘靱帯損傷により、シーズンを全う出来なかった。その影響は2024シーズンにも続き、少なくとも1年間は登板することが出来ないと考えられている。そのため、今年は指名打者（DH）に専念する見通しだ。 　そんな中、ゴームス氏はポッドキャスト番組『ザ・ショー』に出演し、大谷について「彼の思考プロセスやリハビリの進め方、何事にも細心の注意を払っている姿を見たり、彼と話したりすることで、我々はこれ以上ないほどの自信を持つことができた。そのようなことは全て、リハビリの進み具合につながり、復帰後の効果に大きく影響する。翔平は身体能力が高く、リハビリの進め方に信じられないほどのプライドを持っている。だから、彼の進歩ぶりにはとても満足している。私たちのメディカル・グループとエル・アトラッシュ医師からの報告によると、翔平は復帰して高いレベルの投球ができるそうだ」と語り、二刀流復帰に自信を持っている様子を見せた。