和歌山市議会・6月定例会が開会
和歌山市の6月定例市議会が、6月11日、開会し、尾花正啓市長は「今ある資源を大切にしてあらゆるポテンシャルを引き出し、子どもたちが輝き、すべての人が安心して安全に暮らせる社会の実現に全身全霊で取り組んでいく」と決意を述べました。 和歌山市議会の6月定例会は、11日から27日までの17日間の日程で行われることが決まりました。 尾花市長は召集の挨拶で、和歌山市出身の有吉佐和子を記念した文学賞を実施したところ国内外から2000篇の作品が寄せられ、中高生の応募が多かったことや、和歌山市が2024年度に採用している小学3年生の道徳の教科書に、視力を失った和歌山市職員と同じバスで通学する子どもたちの思いやりのある交流が教材として登場していることなどを紹介し「子どもたちが輝き、すべての人が安心して安全に暮らせる社会の実現に全身全霊で取り組んでいく」と決意を表明しました。 主な事業では、亡くなった市民から寄せられた寄付金を活用した子ども未来基金を創設し子どもたちのために活用する議案や、川永地区の地域バスを本格運行するための予算案などが提案されています。 また、この日は正副議長の選挙が行われ、新しい議長には創和クラブの丹羽直子議員、副議長には公明党議員団の園内浩樹議員が選ばました。