【速報】「立派なキノコ、我慢できずに食べた」公園の毒キノコ採取 フライパンで炒めて食べた50代男性が食中毒で救急搬送 堺市・大泉緑地に生えていたのは「オオシロカラカサタケ」
大阪府堺市によりますと、堺市北区に住む50代の男性は、大泉緑地に生えていたキノコを採取して自宅に持ち帰り、今月20日午後4時頃にフライパンで炒めて調理、食べた約2時間後に嘔吐するなどし、救急搬送されたということです。 【画像を見る】成熟する前の毒キノコ「オオシロカラカサタケ」見た目はすこし違うが… 男性が食べたのは毒キノコの一種「オオシロカラカサタケ」です。 堺市によると、男性は、鑑賞目的にキノコ何本かを公園から持ち帰っていたといい、「立派なキノコだと思って摘んだ。持って帰ってしばらく眺めていたが、我慢できずに食べてしまった」などと述べているということです。 なお、男性は回復して、搬送翌日の午後、退院しています。 堺市は、食用キノコかどうか素人が見分けるのは困難で、「採らない!食べない!売らない!人にあげない!」よう注意喚起しています。
◆オオシロカラカサタケ 大きさは7~30センチの大型で、初夏から秋にかけて畑や庭園、公園などの芝生や草地などの地上に群生します。 食べると2時間ほどで下痢・嘔吐などの食中毒症状が現れます。 カサは白い饅頭型で、カサは表皮が裂けて茶色のウロコ状になり、ヒダは成熟すると鈍い緑色になります。