「ただ体重を落とすことが美徳だと思っていた」23歳がボディコンテスト活躍 筋トレで心身ともに健康的に
6月22日(土)に大阪で開催された『SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)の新人類[関西]&西日本ROOKIE CHALLENGE CUPでビキニモデルで3位、ルーキービキニモデルで3位を獲得した、水谷葉南(みずたに・はな/23)さん。 【写真】水谷葉南さんの「逆三角形」に広がった背中
広がった広背筋からの引き締まったウエスト、そして滑らかなポージングが印象的だった。そんな水谷さんだか、ジムでのトレーニングは意外にも1年ほど前からだった。 「一年前に精神的ストレスで適応障害になり、仕事を辞めたことがキッカケです。退職したときにメンタルを整えて、自分に自信を持たせるために筋トレを始めました。その当時は見様見真似でやっているだけでしたが次第にもっと本格的にやりたいと思い、元々フィットネス系のInstagramで知っていた小原優花さんがサマースタイルアワードに出ていたことや、選手の華やかな雰囲気に憧れたこともあり今回の大会を目標に掲げました」 パーソナルトレーナーにも指導してもらい、筋トレを学んで行った水谷さん。またポージングはサマースタイルアワードが開催している公式のセミナーにも積極的に参加をして練習を重ねていった。 「ポージングの滑らかさとバックポーズが苦手でした。慣れないポーズで足元がフラつくことも多かったです。でも練習を何度も何度も重ねていくうちに、少しずつ形になっていきました」 ポージングはボディコンテストでは非常に重要になる要素だ。水谷さんはポージングを日々、地道に繰り返した結果、滑らかなポーズと爽やかな笑顔をステージで披露することができた。
「昔から自分の身体にコンプレックスがあり有酸素運動をしたり食べないダイエットをしたり、ただ体重を落とすことが美徳と思っていました。でも筋トレを始めて今まで経験したことのない自分の身体になっていくことがとても楽しいです。これからも『今が一番心身ともに自分のことを好きでいられる!』と胸を張って言えるように自身を更新していきたいです」
取材:柳瀬康宏