ニトログリセリンの爆発で当時24歳の男性が死亡「カヤク・ジャパン」の元工場長など書類送検
テレビ宮崎
2022年、宮崎県延岡市の火薬工場で起きた爆発事故で従業員を死亡させたとして、元工場長の男ら2人が業務上過失致死の疑いで書類送検されました。 書類送検されたのは、当時のカヤク・ジャパン東海工場の工場長と火薬製造課長の2人です。警察によりますと、2人は2022年3月、延岡市水尻町のカヤク・ジャパン東海工場で、およそ1910キロのニトログリセリンの温度管理義務を怠り、何らかの衝撃で爆発を起こし、作業中だった黒木大地さん当時24歳を死亡させた業務上過失致死の疑いが持たれています。 警察は、工場関係者への任意での捜査や鑑識活動を続け、1日、2人を書類送検しました。 警察によりますと、黒木さんの遺族は「工場には再発防止に務めてもらうことを切に願っている。私のような思いを誰にもしてほしくない。」とコメントし、カヤク・ジャパンは「二度とこのような事故を起こさないよう、会社全体で取り組んでいく」とコメントしています。
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