地域の支援に感謝 熊本西選手ら、学校周辺を清掃 /熊本
<センバツ高校野球> 第91回選抜高校野球大会に21世紀枠で初出場する熊本西(熊本市西区)は2日、学校やその周辺の清掃活動「ウイークエンド・クリーン」を実施した。選手らは10カ所に分かれ、練習前の約1時間、日ごろの感謝を込めて掃除に汗を流した。 部内に13ある班の一つで、小学生野球教室も開く「野球普及・地域活性化班」の活動。 同班リーダーの上村祐也選手(2年)ら4人は、普段から境内につながる石段をトレーニングに使っている小島阿蘇神社(西区)やその周辺でごみを拾った。道中でも空き缶などを集め、ごみ袋を入れていた自転車の籠はいっぱいになった。 上村選手は「ごみは運だと思っている。たくさん拾った運が甲子園で味方してほしい」と期待していた。【清水晃平】