オンライン診療などを行う車両をお披露目 三重・鳥羽市
10日、三重県鳥羽市で、市が独自に導入したオンライン診療などを行う車両がお披露目されました。
鳥羽市は去年12月から「移動診療車」の実証事業を行ってきましたが、今回、市独自で車両を導入し、お披露目しました。 この取り組みは「医療MaaS(マース)」と呼ばれ、患者の自宅などに看護師を乗せた車が行き、診療所にいる医師が遠隔で診療を行います。 対面での診療などが必要な場合は、患者や医師の移送に使用するということです。 人口減少が進むとともに医療従事者も減ると予想されていて、医師が効率的に広範囲をカバーし、診療機械を増やすのが目的です。
去年12月から先月までの間にオンライン診療などで73回の運行がありましたが、配線などを工夫しより使いやすい車両を製作し、導入したということです。 この車両は7月19日から市内の鏡浦地区で運行される予定です。