松元克央「僕も力を与える側になりたい」決勝進出を果たした原動力 世界水泳選手権/男子100mバタフライ
◇世界水泳選手権 競泳男子100mバタフライ準決勝(28日、マリンメッセ福岡) 世界水泳選手権は28日、男子100メートルバタフライ準決勝に出場した松元克央選手が決勝進出を決めました 【画像】200m自由形準決勝ではスイムオフで敗れた松元克央選手 1組目に登場した松元選手は、50mを7番手で折り返すと、後半に追い上げを見せ4着51秒16でフィニッシュ。全体7番目で今大会、初めて個人種目での決勝進出を決めました。 レース直後「悔いなく泳ぎ切って結果的に決勝に進めたので嬉しく思います。少しでもやり残すことがないように。腕が上がらないくらいまで出し切った」と振り返りました。 本命の200メートル自由形では準決勝8番目をかけたスイムオフで、決勝進出を逃した松元選手。雪辱を誓ったこの日は、「決勝に残ったりメダルを取った選手たちから僕も力をもらって。それで、僕も力を与える側になりたいと思ったので、何が何でも決勝に残りたいという気持ちを持ってレースに臨みました」と気持ちの変化があったといいます。 決勝に向けて「自己ベスト(50秒96)をしっかり狙い、決勝の舞台を楽しみながら泳げたら」と意気込みました。