JAXA退職の若田光一さん 新天地は米民間企業のアクシオム・スペース
ロペス=アレグリアさんは若田さんについて、商業宇宙開発を推進しグローバルパートナーシップを促進させる技術専門家・リーダーであると同時に、「将来の民間宇宙飛行士ミッションのコマンダー」として迎え入れられたことを光栄に思い、わくわくしているともコメントしています。主任宇宙飛行士という立場にあり、自身もアクシオム・スペースの宇宙飛行ミッション「Ax-1」(2022年4月)と「Ax-3」(2024年1月~2月)でコマンダーを務めたロペス=アレグリアさんがこのように言及したことから、今後実施される同社の民間宇宙飛行ミッションで若田さんがコマンダーに任命される可能性に期待が高まります。 アクシオム・スペースは若田さんがアジア太平洋地域における同社のビジネスと戦略的存在感の拡大を主導するとともに、アクシオム・ステーションの発展にも貢献することになると言及しています。退職前の記者会見で今後の宇宙飛行について問われた時に「6度でなく7度でも8度でも行きたい」と意欲を語っていた若田さん、新天地となったアクシオム・スペースでの活躍からも目が離せません。 Source Axiom Space - Japanese Astronaut Koichi Wakata Joins Axiom Space
sorae編集部