うつ伏せ状態の姉の首を後ろから絞めたか 解剖医が法廷で証言 水巻町強盗殺人事件
つぐみさんは両手首と両足首が結束バンドで縛られた状態で発見された。 手先や足先にうっ血がないことなどから、死亡する直前もしくは亡くなった後に手足を縛られたと断言した。 弁護側は冒頭陳述で、「被害者がうずくまっていたので財物を奪う気になって結束した」「首を圧迫する行為をしていない」と述べ、殺害について否認している。 一方、凶器については断定されなかった。 現場に落ちていた半分ほどがねじられたポリ袋の写真を見て、検察から「凶器と考えられるか」と問われたところ、「はい」と答えた。 一方、弁護側から「ポリ袋以外で締められた可能性はあるか」と問われると、こちらにも「はい」と答え、凶器を断定できない考えを示した。 8日は辻被告に発言の機会はなかった。 時折咳き込んだり、手で目をこすったりしていた。 9日も午前10時から別の証人が証言台に立つ予定だ。
RKB毎日放送