素根輝、GSカザフスタンで3位 パリ五輪前最後の実戦
◆柔道 グランドスラム・カザフスタン大会 最終日(12日、アスタナ) 女子78キロ超級でパリ五輪代表の素根輝(パーク24)は3位だった。準決勝でロマヌ・ディコ(フランス)に屈したが、3位決定戦でウクライナ選手から一本背負い投げで技ありを奪って優勢勝ちした。 素根は4月下旬のアジア選手権の準々決勝で左膝を痛めて途中棄権。五輪本番への影響が心配されたが、帰国後の検査では軽症の診断だったといい、パリ五輪前最後の実戦として今大会に出場していた。五輪連覇に向けてはライバルのディコに敗れるなど課題は残ったものの、けがの不安は払しょくした。
報知新聞社