ミラン、モナコから仏代表MFフォファナ獲得を発表「勝つために来た。スクデットを獲りたい」
ミランは17日、モナコからフランス代表MFユスフ・フォファナが完全移籍で加入することを発表した。 7月から交渉中であることが伝えられていたなか、ようやく正式に加入が決まった。ミランとフォファナは2028年夏までの契約を締結。背番号は「29」に決まった。イタリアメディア『スカイスポーツ』によると、ミランはモナコに対し、移籍金2000万ユーロ(約32億6000万円)、ボーナス最大500万ユーロ(約8億1000万円)を支払うようだ。 守備的MFを本職とするフォファナは現在25歳。2018年8月にストラスブールでプロデビューを飾ると、2020年1月にモナコへ完全移籍し、同クラブでも主力として活躍した。リーグ・アンでは通算173試合に出場し、2022年9月にデビューを飾ったフランス代表では21キャップを刻んでいる。 ミラン加入会見に臨んだフォファナは、「(ミランからの関心は)僕の決断に大きな影響を与えた。ミランのように僕を望んでくれたクラブがあれば、そこに行きたくなるのは明確だ。僕は完成された選手となったし、僕にとってもチームにとっても良いタイミングだと思う。チャンピオンズリーグでプレーしたいし、スクデットを勝ち取りたい。始まるのが待ちきれないよ。クラブが僕に示してくれたプロジェクトは、僕のアイデアとマッチしていた」と、ロッソネリの一員となったことを喜んだ。 「僕は誰かの代わりになるためここにいるわけじゃない。僕は僕だ。ピッチの広範囲でプレーできるモダンなミッドフィールダーだ。願わくば、毎年のように成長したいね。僕は勝つためにACミランへやって来た」 また、ミランのアドバイザーを務めるズラタン・イブラヒモヴィッチ氏は「彼はチームにバランスをもたらす完成された選手だが、彼はまだ若く成長の余地を残している。彼がミランを大きく進化させてくれると確信している。最も長引いた交渉の一つだったが、結果として彼はここにいる」とフォファナの加入を喜んだ。
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