「不登校」経験者が母になって思うこと。当時“親にして欲しかったこと”は
いつ、自分の子どもが当事者になってもおかしくない――。学校に通う子を持つ親はいつでも隣り合わせな議題「不登校」について、リアルな声を深掘りしていきます。with class mamaエディターである筆者自身も中学時代不登校であった経験があります。そんな筆者が、20代~40代の不登校経験のあるママ達に自身の経験談や子どもの頃、親にして欲しかったこと、子どもとの関わりで気をつけていることなどをアンケートで答えてもらいました。 【漫画】いじめられた娘に、担任は「許してあげられないかな」と無慈悲な言葉を……子どもが不登校になったとき、“親がやるべき”行動とは
不登校の原因は人それぞれ
筆者が中学2年生から学校へ行かなくなった原因は、家にも学校にも“居場所”がなかったから。当時、父の仕事がうまくいかず、家庭内は常にピリついていて、朝から晩まで居ない父とイライラした母。違和感や疎外感をずっと感じており、我慢できなくなった私は、学校にも家にもあまり帰らなくなりました。 不登校の原因は学校でのいじめや家庭環境、学校環境への不適応、勉強についていけないなど人それぞれです。 ここからは、アンケートでお答えいただいた一例をいくつか紹介します。
●女子同士の“いざこざ”がめんどくさくて…… 「中学の時、思春期特有の噂話や仲間はずれ……お年頃感がめんどくさくて不登校になりました。順番にターゲットを変えていくように文句を言われたりして。そのボスと離れた高校は皆勤賞でした」 ●メンタルから身体に不調が出て行けなくなった 「朝どうしても起きられず、高校の時、不登校でした。周りからは怠けていると言われましたが、病的な起きられなさだったので、今思うと病院に行ってみたらよかったかもと思います」 「中学2年の時不登校でした。行こうとするとストレスで吐いてしまって……」 ●反抗期と共に学校へも行かなくなった 「中学3年で反抗期に突入し、家出と共に学校にも行かなくなりました」 「両親も喧嘩ばかりで家の居心地は最悪。友達といても楽しむことができませんでした」
自分が不登校だったとき、親にして欲しかったこと
不登校経験のあるママが当時、親にして欲しかったこと、またはしてもらってよかったことを聞きました。 現在、不登校の子を持つママの参考になるのではないでしょうか。自分たちに合う方法を見つけてみてくださいね。