子どもが生まれるため、軽自動車から「ミニバン」へ買い換えようか悩んでいます。ホンダの「フリード」を考えていますが維持費やコスパ的にどうでしょうか? 軽のままのほうが良いですか?
軽自動車との違い
今回のケースでは現時点で軽自動車を所有していますが、フリードに買い換えると主に以下の部分が大きく変わります。 ・車両本体価格 ・税金や保険料の負担 ・高速道路の通行費 例えば、軽自動車であるスズキのアルトの場合は、本体価格が最安で約106万円となっており、今回のフリードの半分程度の価格で手に入れることができます。また、維持費に関して軽自動車とフリードを含む普通車の大きな違いは自動車税や自賠責保険などの負担金額です。 自動車税の場合、普通車は総排気量によって金額が変化します。フリードGの総排気量は約1.5リットルのため年間3万500円かかります。一方で軽自動車は1万800円となっており、フリードに乗り換えると自動車税が3倍近くになることが分かります。 高速道路の通行料も軽自動車は普通車に比べると金額が安くなっているケースもあり、日常的に有料道路を利用する場合は無視できないでしょう。 このように、軽自動車は金額面で普通車よりもお得に利用できるメリットがありますが、車体が小さく荷物があまり乗らない、万一事故が発生した場合の耐久性が心配といったデメリットもあるので、用途に合わせて選ぶことが大切です。
コストパフォーマンスは良いのか
費用対効果は気になるところですが、人それぞれで使用状況にもよるため一概には言えません。 通院、食料品や日用品などの買い物で週3日程度車を使う機会があったり、プライベートとは別でマイカー通勤しているような場合は、一般的にコスパが高く有意義に活用できていると言えるでしょう。 一方で、通院や買い物は徒歩圏内で、あえてマイカーを使う必要はなく、運転するのは月1回程度といった場合は、軽自動車のままにするか、マイカーを手放してカーシェアやレンタカーの利用を検討してみてもいいかもしれません。
まとめ
本記事では、軽自動車からミニバンのフリードへ買い替えた場合に維持費はどうなるのか、コスパ的にどうなのか解説しました。車が大きくなると快適性も上がりますが、維持費がかかり家計に影響を与えるのも事実です。収入や車以外の支出とのバランスも考えながら検討することをおすすめします。 出典 Honda FREEDタイプ一覧 経済産業省 資源エネルギー庁 石油製品価格調査 1.給油所小売価格調査(ガソリン、軽油、灯油) ソニー損害保険株式会社 2023年全国カーライフ実態調査 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部