阪神・門別 1軍合流「悔いがないように」24日広島戦先発へ 5月3日の巨人戦以来「あの試合より良くなるためにと」
24日の広島戦(マツダ)で先発する見込みの阪神・門別啓人投手(20)が20日、1軍に合流した。5月3日・巨人戦(東京D)で今季初先発したが、3回6失点で降板。以降はファームで9試合に登板して3勝3敗、防御率2・68だった。 「このタイミングで、投げられるのはうれしいですけど。ファームではゲームは作ってるけどパッとしないみたいな感じだった」と門別。それでも、「あの試合(5月3日)より良くなるためにという感じで、ずっとやってきた」と胸を張る。 この3カ月では、打たれた後でも引きずらずに考えて投球すること、状況を判断して投げることなどに取り組んできた。「やってきたことはやってきてるんで。悔いがないように投げられれば」と力を込めた。 厳しいチーム状況での抜てきだが、周囲からは「気負わなくていい」と声をかけられたという。「気負わずに楽に今できることを出し切れれば」と高卒2年目での初勝利を目指す。なお、この日は青柳、高橋、坂本も1軍に合流した。