元オールブラックス選手が一流の技を伝授 NZ協会と大正製薬が小学生ラグビー教室を開催
ラグビーのニュージーランド代表「オールブラックス」のスター選手として活躍したリッチー・マコウさん(43)とダン・カーターさん(42)が30日、東京都杉並区の早大グラウンドで開かれたラグビー教室に参加し、世界トップの技術を子供たちに惜しみなく伝授した。 ラグビー教室はニュージーランド協会とプレミアムグローバルパートナー契約を結ぶ大正製薬が主催。ワセダクラブのラグビースクールに通う小学生約90人を対象に、主にマコウさんがタックル、カーターさんはキックを指導した。マコウさんは「タックルで重要なのは腕だけでなく、しっかり肩も使うこと」、カーターさんは「ける前に足を速く動かすことを意識して」などと助言した。 終了後にはジャージーを交換。小学生がスクール歌を披露すると、2人は拍手を送った。「ラグビーは楽しむことが大事。みんなの笑顔が見られて、いいセッションになった」とマコウさん。カーターさんは「この中には将来、日本代表でプレーできる才能を持った子たちがいる。オールブラックスと対戦するときには、少しお手柔らかに」と話して会場を盛り上げた。