「べらぼう」8年ぶり大河の寺田心に驚きの声 「凛々しい」「すっかり大きくなって…」
2025年1月5日にスタートとなる横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(毎週日曜NHK総合よる8時~ほか)に出演する寺田心(16)のビジュアルが「すっかり大きくなって…」「凛々しい」とその成長ぶりに驚きの声が挙がっている。 「べらぼう」扮装ビジュアル<27点> 大河ドラマ第64作となる本作は、喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝、滝沢馬琴、東洲斎写楽らを世に送り出し、江戸のメディア王として時代の寵児となった蔦屋重三郎(横浜流星)を主人公にしたストーリー。脚本を大河ドラマ「おんな城主 直虎」、NHKドラマ「大奥」シリーズなどの森下佳子、語りを綾瀬はるかが務める。
寺田は現在、高校1年生。大河ドラマへの出演は、本作の森下が脚本を手掛けた「おんな城主 直虎」(2017) 以来、8年ぶり2度目。「おんな城主 直虎」では井伊直政(菅田将暉)の幼少期・虎松を演じ、その愛くるしさで視聴者を魅了していたが、「べらぼう」では田安賢丸(のちの松平定信)役に。
賢丸は、「御三卿」の一つである田安徳川家の七男。幼少期より聡明で、兄たちが体が弱かったため、若くして田安家の後継者、10代将軍・家治の後継と目されていた。陸奥白河藩の養子にむかえられ、幕政の中心から遠のくも、田沼意次(渡辺謙)の失脚後は11代将軍・家斉の命で老中となり、寛政の改革を行う。
賢丸のビジュアルは10月の時点でドラマ公式SNSなどで公開されていたが、「おんな城主 直虎」から8年ぶりの大河とあって「素敵な青年になっててビックリです」「一瞬誰かと思ったら心くんでびっくりした」「大人な表情がかっこいい」など多くのリアクションが寄せられている。
2019年公開の映画『ばあばは、だいじょうぶ』では、「ミラノ国際映画祭2018」で外国語映画最優秀主演男優賞を獲得した寺田。近年は主演映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』(2021)や、「ひきこもり先生」(NHK・2022)、連続テレビ小説「らんまん」(2023・NHK)などで注目を浴び、スタジオポノック制作のアニメーション映画『屋根裏のラジャー』(2023)では主人公の声を担当した。
クランクインはくしくも16歳の誕生日だったといい、出演発表時には「『大河ドラマ』と言うとても大きな場所に田安賢丸・松平定信として参加させていただける事に緊張と幸せを感じています。クランクインが偶然にも僕の16歳の誕生日と重なり、今年もまた思い出に残る日となりました。小さい頃から、尊敬している渡辺謙さんと、またお芝居で向き合えることが嬉しく、田沼意次役で現場でお会いした時には胸がいっぱいになりました」とコメントを寄せていた。(石川友里恵)