天龍源一郎が大病を乗り越え1年3ヶ月ぶりにリングへ帰還!龍魂を継承した愛弟子とスーパードライで祝杯!
19日、東京都・後楽園ホールにて『天龍プロジェクトpresents' 第3回龍魂杯~LIVE FOR TODAY~』が開催。天龍源一郎さんが約1年3ヶ月ぶりにリングへ上がりファンに元気な姿を見せた。 昨年9月、天龍さんは現役時代のダメージの蓄積による後遺症から『神経の圧迫状況から考えうる事態として、突然死のリスクが非常に高い状態である』と診断され入院。『環軸椎亜脱臼に伴う脊髄症・脊髄管狭窄症』との診断が下って手術を行い、その後はリハビリの日々を送っていた。 2月19日に行われる日本プロレス殿堂会主催イベント『レジェンドサミットVol.2』で入院後初めて公の場に姿を表す予定であったが、11日に天龍プロジェクトより天龍さんが敗血症性ショックのために緊急手術を受けたことがアナウンス。数日前より発熱や血圧の低下の症状がみられたため検査を行ったところ、緊急性の高い状態であると判明したため治療可能な病院に緊急搬送され、搬送先での緊急手術へ。一時は退院したものの8月には心臓の手術を行ったことも報告されていた。 それでも天龍さんは不屈の闘志でリハビリを続け、徐々に快復。この日は約1年3ヶ月ぶりに天龍さんがファンの前に姿を現すということで大きな話題を集めていた。 この日は天プロのシングルトーナメント『龍魂杯』の決勝戦として拳剛vs矢野啓太の試合が実施。新生・天プロを象徴する2人による頂上対決を天龍さんも会場で直接見守った。
試合は、矢野が絶え間なくトリッキーなサブミッションを繰り出してイニシアチブを握り、なんとか流れを変えようとエプロン上での攻防に持ち込んだ拳剛を奈落式のショルダースルーで場外に放り捨てるなど激しい攻撃を展開。 拳剛がボロボロになる中でさらに矢野のサブミッションが牙を剥くが、拳剛は矢野の手に噛み付いて脱出するガッツプレー。鋭いエルボーの連打や雪崩式フランケンシュタイナーなどで自分の流れに持っていき、「矢野啓太、ありがとうッ!」と叫んでの垂直落下式ブレーンバスターから必殺のフロッグスプラッシュを決めて3カウントを奪った。