【速報】大阪で『維新が敗北』 自民離党の元府議が箕面市長選を制す 維新公認の現職首長が大阪で落選するのは初 吉村氏が応援も及ばず
任期満了にともなう大阪府箕面市長選挙の投開票が25日に行われ、無所属の新人で、元大阪府議の原田亮さん(38)が初当選を決めました。 ■【動画で見る】大阪で『維新が敗北』 自民離党の元府議が箕面市長選を制す 維新公認の現職首長が大阪で落選するのは初 箕面市長選挙には、届け出順に、無所属で新人の原田亮さん(38)、大阪維新の会公認の現職、上島一彦さん(66)、共産党が推薦する無所属の新人、小林友子さん(76)の3人が立候補しています。
■自民離党で当選の新人「政策や人物で選ばれる選挙になったら大阪はもっと良くなる」
原田さんは、自民党の元大阪府議で、府議団幹事長などを務めましたが、去年の統一地方選挙で維新候補に敗れ落選。 今回は自民党を離党し、無所属として立候補し、子育てや教育の充実などを訴え、初当選を決めました。 原田さんの陣営には、自民党の国会議員や地方議員ら、大阪府連の関係者が支援に入りました。 当選確実となった25日午後10時40分すぎ、原田さんは支援者の前で「大政党の現職、大変強い現職相手に大きな差をつけて勝利をつかむことができた」 「『今の箕面市を変えてほしい』『新しい箕面市をつくってほしい』という市民の皆様の応援が、大きなうねりを起こすことができたということで改めて感謝です」 「大阪において現職の維新市長に勝ったという例はありません。そんな中で厳しい戦い『どうせ無理だよ』とか『厳しい戦いになるよ』とかたくさんお声を頂いていた」 「そういった中でも、お一人お一人の支えや激励の声があって戦い抜くことできた。選挙中に本当にたくさんの皆さんから声を頂いた。覚悟を持って強い決意を新たにして挑んでいきたい」 「新しい箕面市のスタートです。一緒になってワクワクする箕面市を作っていきましょう」と挨拶しました。 またその後、記者団の囲み取材に応じ「今回(維新に)初めて勝利をさせて頂くことができたということで、大きな流れが変わるという風に思っています」 「今までは政党で選ばれるような選挙があったという風に思っていますが、今回のように政策であったり、人物で選ばれるような選挙が大阪でも行われるようになったら、大阪はもっと良くなるという風に思っていますんで、その第一歩になる選挙だったと確信をしています」と語りました。