乃木坂46・久保史緒里×平祐奈がW主演、石黒正数の漫画『ネムルバカ』を阪元裕吾監督が映画化
阪元裕吾監督の映画『ネムルバカ』が2025年春に新宿ピカデリーほかで公開。超ティザー映像、スチール写真が到着した。 【動画】『ネムルバカ』超ティザー映像 石黒正数の同名漫画を実写化する『ネムルバカ』は、ぬるま湯に頭まで浸かったような、だが当人には切実だったりもする「大学生」というひとときを過ごす若者たちを描いた作品。久保史緒里(乃木坂46)と平祐奈がダブル主演を務め、大学の女子寮の同じ部屋に住む後輩・入巣柚実役を久保史緒里、先輩・鯨井ルカ役を平祐奈が演じる。平祐奈はギター演奏にも挑戦。 入巣の鼻歌から始まる超ティザー映像は、女子寮での入巣とルカの日常の1コマなどが描かれている。今回の発表とあわせてキャストらのコメントに加え、石黒正数の描き下ろしイラストが到着。 【久保史緒里(乃木坂46)のコメント】 「ネムルバカ」という作品と出逢い、この世界を愛しすぎてしまい、ある日、台本を捲る手が震えていることに気がつきました。それ程までに魅了されたこの世界を柚実としてどう生きたのか。 正直、あの日々が眩しくて、尊くて、特別で、柚実の心に鍵をかけてしまっておきたくて。振り返るのを我慢している自分がいます。平さんとの出逢いは私の人生において特別なものとなりました。 そして念願だった阪元監督とこの作品でご一緒できたこと。忘れることのできない、あの青春の日々を。確かに存在した、あの時間を。あの空間を。是非劇場で味わっていただければ嬉しいです。 【平祐奈のコメント】 初めて尽くしの役柄に無我夢中で自分自身と戦い抜いた日々でした。 初金髪、初ROCK歌手、持ち方もわからないギターを短期間で習得するなどの難事を振り返るとどうやって出来たんだろう…とあまり思い出せず憑依していたのかなとも感じます。 久保史緒里ちゃんとの初共演!史緒里ちゃんとの出逢いや一緒に向き合ったこの青春はわたしの宝物になりました。 モラトリアムを描きながら自分を知るキッカケやその大切さを感じさせてくれる作品。さまざまな世代の方に届けたい。 正真正銘“駄サイクル”ではなく素晴らしい作品です。 ぜひ、いや、絶対に劇場で目撃してください! 【阪元裕吾監督のコメント】 「ネムルバカ」という作品を実写映画化することになりました映画監督の阪元裕吾です。 漫画を映画化するという行為はとてつもないことなので、本当に悩んだのですが、でも「ほかの作家にやられるくらいなら僕がやりたい!」と思う自分のエゴで手を上げました。 自分が面白いと思えることと、原作の面白いところをひたすら信じ、いや疑い! 戦わせ、悩み、たくさん葛藤した日々でした。 どうにかお客さんが喜んでくれるような作品になったと思っています! 柚実もルカもピートモスも仲崎先輩もそこにいます。 ぜひ劇場に会いに来てくださいね。 【石黒正数のコメント】 【ネムルバカ】という作品は僕が20代の時に描いた漫画でして、学生時代から悶々と心に渦巻いていた事を「こういう邦画が観たい」という思いで形にしたものです。 阪元裕吾監督の【べイビーわるきゅーれ】を観た時「そうそう、こういうの!僕はネムルバカをこういう風にしたかったんだよ」と思ったものです。 なんの運命の巡り合わせか、その阪元裕吾監督に【ネムルバカ】を撮っていただく事になりまして。 これは大変な事ですよ! 【寺田悠輔プロデューサーのコメント】 ずっと好きだった石黒先生の漫画をお預かりするということで、とても背筋が伸びています。 撮影期間は長くはなかったですが、阪元監督、久保さん、平さんを中心としたスタッフキャストの皆さんが素敵な映画を作り上げていく様子を近くで見させていただき、とても幸せな時間でした。 原作に魅了されたメンバーが、映画も良い作品にできるようにと、全員でベストを尽くした撮影だったと思っています。 この映画の中に、皆さんの日々と重なる瞬間が少しでもあり、そして皆さんの人生にその余韻がほんの少しでも残れば嬉しいです。
CINRA編集部