男子だけのチアリーディング大会 名古屋のチームが難易度マックスの大技で悲願の優勝を狙う!
成功すれば大会初となる大技「フル・オープン・フル」は完璧に決まりました! 会場からもどよめきが起こります。
さらに、体力的に厳しい後半であえて挑む技「トスアップ2・2・3」も、2人がサイドから飛び乗ったときに少しぐらつきましたが、なんとか耐えました! 演技終了後、思わず涙があふれる選手たち。 名古屋スパイダーズの選手: 「オレらが出せるすべての力、一番良いのが出せたから、あとは(ライバルの)結果を待つだけ」
続いて覇者「ショッカーズ」が演技を開始。ジャンプの高さなどは、さすが絶対王者ですが、技ではわずかに乱れも見られました。これはもしかしたら…。緊張しながら結果を待ちますが…。 「男子コンペティション部門、第2位は…名古屋スパイダーズ!」 結果は2位。優勝はまたしても「ショッカーズ」となり、残念ながら日本一の夢はおあずけとなってしまいました。実は、技などの個別の点数では1位だったのですが、バク宙で手が床についてしまい減点。わずか0.6ポイント差で敗れてしまったのです。しかし、チーム結成以来、最もチャンピオンを追い詰めた大会となりました。
大会終了後、悔し涙を流しながらも「あと1年あるからがんばろう」と、選手たちは早くも来年のリベンジを誓いました。 名古屋スパイダーズの選手: 「もっとパワーアップして、より高い(レベルの)演技が披露できるようにこれから練習します」 2つの大技が成功しただけに悔しさがにじみますが、すでに彼らは前を向いていました。次の大会こそ、優勝を手にすることができるでしょうか。彼らの戦いはまだまだ続きます!