2011-12以降のブンデスリーガで最速となる“36.67/km”が出た 今季いきなり驚異的なトップスピードを記録したFWとは
キャリア初のブンデスリーガ1部でいきなり自慢のスピードを披露
今季のドイツ・ブンデスリーガで開幕2連勝を飾ったチームが3つある。ライプツィヒ、バイエルン、そしてハイデンハイムだ。 ハイデンハイムは2022-23シーズンにクラブ史上初となる1部昇格を決めたクラブで、昨季は初の1部ながら8位に入る大健闘を見せた。その勢いを今季の開幕に繋げていて、第2節ではアウグスブルクを4-0で粉砕。このスタートに驚いた人もいるかもしれない。 そんなハイデンハイムで話題を集めるスピードスターがいる。今夏にSCパダーボルンから70万ユーロで加わった28歳のFWサーロンド・コンテだ。 28歳にして初のブンデスリーガ1部の戦いとなるコンテは、とにかく速い。アウグスブルク戦では途中出場から36.67/kmのトップスピードを記録したのだが、情報サイト『Transfermarkt』は2011-12シーズン以降のブンデスリーガでは最速の記録だと紹介している。 これまではドルトムントFWカリム・アデイェミが記録した36.65/kmが最速だったが、コンテは僅かにそれを上回ったことになる。これまではドイツの下位リーグでそこまで目立ったキャリアを築いてきたわけではないが、今後はそのスピードにスポットが当たる機会が増えていくのではないか。サッカー界最速級と言えるコンテの加速が早くも話題を集めている。
構成/ザ・ワールド編集部