内野聖陽もこだわり抜いた主演作「脚本も14稿ぐらいまで」 熱意に上田慎一郎監督は涙
映画『アングリースクワッド』の初日舞台あいさつに出席
俳優の内野聖陽が22日、都内で行われた映画『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』初日舞台あいさつに、川栄李奈、森川葵、後藤剛範、上川周作、鈴木聖奈、真矢ミキ、小澤征悦、上田慎一郎監督と共に登壇した。 【写真】ミニ丈の衣装で美脚を披露…舞台あいさつに参加した森川葵の全身ショット 本作は、ソ・イングク、スヨン、マ・ドンソクの豪華共演で日本でも話題を呼んだ韓国ドラマ『元カレは天才詐欺師~38師機動隊~』を原作に、『カメラを止めるな』の上田監督がオリジナリティーを加えて映画化。真面目な公務員・熊沢二郎(内野)と、天才詐欺師・氷室マコト(岡田将生)が、タッグを組み、壮大な税金徴収ミッションに挑む。 企画の始まりからは6年の歳月が流れたという本作。内野自身も脚本協力など3年近く作品にガッツリ関わったというと「脚本の打ち合わせも何度もして、投げ出したくなるぐらいやりました。結局14稿ぐらいまでいったんです」と驚きのこだわりを明かす。 内野は「そもそも韓国ドラマは全16話あるのを映画として1本にしなければいけない。最初台本を読んでもさっぱりわからなく、そこからそぎ落としたり、加えたりして監督が自分のものにしていったんです」と語ると、上田監督は「本当に内野さんとは3年ぐらい前から脚本の打ち合わせをしてくださいました。クランクイン前日に電話がかかってきて、メガネをかける役ではなかったのに『いいメガネが見つかったんだよ』と報告してくれて。それぐらい本気で作品に向き合ってくれたんです」と語ると、感極まって涙を浮かべる。 そんな上田監督に内野も「面白い映画を作りたいという一心で、みんなでアイデアを出し合った手作り感の強い現場。見る前はこの映画が皆さんに届くのか、ヒットするのかドキドキしていたのですが、出来上がった映画を見て『さすが上田監督』と思いました」と出来に太鼓判を押していた。
ENCOUNT編集部