【芦屋ボート(モーニング)マスターズL】川北浩貴 機歴を信じた調整で流れを変える
< 5日・芦屋ボート・2日目 > 「本当にこのエンジンはいいのかな」。川北浩貴が前検からパッとしない舟足に頭を悩ましていた。 前評判が良かった素性Aランクの54号機を手にしているが、「いい足という感触ではない」と手応えは得られていないまま2日目を終えた。この日は3着2本と舟券には絡んでいた。「ペラ調整しても反応がない」と調整は満足の域に到底及ばない状態だった。 54号機は2節前に石倉洋行が1号艇で優出しており、「バランス型で上位」と好感触を口にしていた。前節の武重雄介も追加参戦ながら、4走中1着2本のオール3連対にまとめる好走を見せていた。 機歴や気配が良かったのは事実。「もう一度、最初にもらったペラの形に戻してみます」。前操者の調整を信じて、今節初白星をつかみに行く。