2年連続で"1打"に泣いた寺岡沙弥香がプロテストトップ合格に王手! "2冠"の中村心がベストスコアの66で16位→5位にジャンプアップ
JLPGAの最終プロテスト(10月29日~11月1日)3日目が茨城県の大洗GCで行われ、寺岡沙弥香が8アンダーでトップをキープ。20位タイまでの合格ラインは前日と同じ2オーバー。13オーバー79位タイまでの90名がプロテスト合格をかけて最終ラウンドに進出した。
2日目にトップに立った寺岡はスタートの1番でボギーを叩いたものの、2番、3番とスコアを伸ばし、5バーディ3ボギーの70をマーク。2位の都玲華と神谷桃歌に2打差で最終ラウンドを争う。 「予選カットラインを気にしながら、トップを狙いたい。できればアンダーで回りたいです」という寺岡。 トップ合格者はQT1次を免除され、ファイナルQTの出場権が得られる特典があるため、トップは意識するが、一方で合格ラインまでの貯金も気にしながら戦うという。昨年、一昨年と2年連続で1打で泣いた経験から、あくまで合格を視野にトップ合格を狙う。
2日目を終えて合格ライン上の2オーバー16位タイにいた中村心は、この日のベストスコア66をマーク。4アンダー5位までジャンプアップした。 「今日、スコアを伸ばせてよかったです。去年は悔しい思いをしたので、最終的にプロテストに合格できたらいいと思います」 昨年日本ジュニアを制し、日本女子オープンでローアマに輝いた逸材はプロ入りへのチャンスを大きく引き寄せた。
合格圏外にいた西澤歩未は初日80と大きく出遅れながらも3日目の今日は68で回り、2オーバーで合格圏内に浮上した。 3日目を終えて、合格圏内の選手は、1位寺岡沙弥香、2位都玲華、神谷桃歌、4位大久保柚季、5位中村心、6位山下心暖、土方優花、8位徳永歩、小俣柚葉、荒木優奈、11位入谷響、12位神谷奈恵、前田羚菜、14位左奈々、加藤麗奈、平塚新夢、上堂薗伽純、18位西澤歩未、飯島早織、林希莉奈、鳴川愛里、六車日那乃、城戸姫菜の23名。 最終日はアウトインともに7時30分スタート。最終組のスタート時間は9時24分。20位タイまでの合格者が決まるのは15時15分ごろになりそうだ。 今年はどんな新人プロが誕生するか楽しみだ。 ※2024年10月31日20時50分一部修正しました
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