新型[プレリュード]は令和の新デートカー! クルマでモテモテってマジか? 420万円で2025年後半デビュー!
現在、50代以上のおじさんたちが若い頃、1980年代から1990年代前半にかけて、デートカーブームとが巻き起こっていた。その中心にいたのは3代目ホンダプレリュードだった。そして、今、なんとプレリュードが復活するという。当時の話を入れ込みながら、新型プレリュードについて紹介していこう。 【画像ギャラリー】歴代プレリュードと2025年に復活する新型プレリュードを写真でチェック!(18枚) 文/ベストカーWeb編集部、写真/ベストカーWeb編集部、ホンダ
■女の子にモテるためにローンで買ったリトラの2代目プレリュード
現在、50代のおじさんたちが20代の頃、デートカーブームがあった。1980年代中盤から1990年代前半まで、プレリュードやセリカXX、S13シルビアなどのスペシャリティカーをはじめ、ソアラやマークII三兄弟(マークII、クレスタ―、チェイサーといったハイソカーもブームとなっていた。 特に1982年11月に発売された2代目プレリュードは、低いボンネットフードに、リトラクタブルヘッドライトと日本車離れしたデザインの2ドアスペシャルティカーで女の子に大人気だった。その時代に若者だった筆者も実感したのが、プレリュードに乗っているだけで、女にモテる、そんな時代だったのだ。 ロクに大学の授業に出ず、バイト代を貯めて買った友人は、憧れの2代目プレリュードを買った。4輪アンチロックブレーキが付いているXXグレードである。価格は171万8000円。若者の間では、バイト代を貯めてなんとなくローン(親ローン含む)を組んで60回ローンで購入……という買い方も多かった。 プレリュードを語るとき、よく出てくる「スケベレバー」。これは助手席のリクライニングレバーが、窓側ではなく運転席側の側面に取り付けられていたことから名付けられたもので、女の子といい雰囲気になって、男がレバーで背もたれを倒して……。 1987年4月に登場した3代目はキープコンセプトながら、よりスマートに洗練されていたが、やはり2代目よりはインパクトは薄かった。3代目プレリュードは量産乗用車では世界初の機械式4WSもウリで、後輪切れ角は、前輪舵角が小さいときには同位相に動作し、一定以上舵角が大きくなると逆位相方向に変化する特性になっていて、小回り性能は抜群、逆に切れすぎちゃって少々やりすぎ感があった。
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