今永昇太が初回にまさかの2ラン被弾 日本人最長のデビューから6連勝へ、中10日で休養十分のマウンドも
◆米大リーグ ブルワーズ―カブス(29日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー=アメリカンファミリーフィールド) 【動画】今永昇太、初回にまさかの2ラン浴びる… カブス・今永昇太投手(30)が29日(日本時間30日)、敵地・ブルワーズ戦に6勝目を狙って先発し、初回にいきなり2ランを浴びて先取点を与えた。 初回は先頭のオルティスに右翼手・鈴木の頭を越える二塁打を許していきなり得点圏に走者を背負った左腕。コントレラスを三ゴロに打ち取ったが、1死二塁で18年MVPのイエリチに右中間席へ2ランを浴びて先取点を献上した。 前回登板の18日(同19日)の本拠地・パイレーツ戦では、7回88球を投げて4安打無失点。3登板連続で勝利投手にはなっていないが、これまで全登板で自責2以下と抜群の安定感を見せている。当初24日(同25日)の敵地・カージナルス戦に先発予定だったが、雨天中止。スライド登板せずに中10日で休養たっぷりでこの日の登板を迎えた。 試合開始前の時点で9登板で5勝無敗、防御率0・84。試合開始時点で規定投球回に到達していないが、防御率は全体トップに相当する数字で12イニング連続無失点だった。この試合で勝利投手になると、デビューから無傷6連勝で、日本人では02年石井一久(ドジャース)、14年田中将大(ヤンキース、現楽天)に並ぶ最長記録となる。
報知新聞社