伊東健人「“声優アーティスト”という枠に収まらず、新しいことにチャレンジしたい」
従来の枠に収まらず、新しいことにチャレンジしていきたい
ソロアーティストとしてのキャリアも着実に重ねているが、今後チャレンジしていきたいことは? 「地方でライブもやりたいし、武道館公演だってそりゃもちろん憧れです。毎月曲をリリースできたらいいなとも思うし、ライブだって年に1回じゃなくてもいい。 正直、“声優アーティスト”というカテゴライズに疑問を感じていて。歌手とは言いにくいけれど、声優アーティストという肩書きだとそれ以上のことができにくいような気がするんです。声優やアニメに関係のないフェスにどんどん出たっていいと思うし、対バンライブだってやってもいいんじゃないかなって。アーティストでもいろんな活動をされる方もいるし、今だとVTuberだってメインフィールドがありつつも、その柱に頼りすぎずに幅広い活動をされているじゃないですか。そういうのって面白いと思うんですよね。だからあまり頭でっかちになりすぎず、新しいことにどんどんチャレンジしていきたい。すごく欲張りですけれど、自分のルーツ……最終的にはやっぱり自分は声優だなと思うので、その帰るところは大事にしつつ、従来の枠に収まらないことができたら最高。とにかく今は“止まりたくない”というのが一番ですね」 伊東健人/Kent Ito 10月18日生まれ、東京都出身。2011年に声優デビューし、アニメ、吹き替え、ゲーム、ナレーションなど幅広い作品で活躍。2022年9月21日、川谷絵音のプロデュース楽曲『真夜中のラブ』でアーティストデビュー。2024年3月27日には2nd EP『咲音』をリリースし、4月14日にソロとしては初となるワンマンライブを東京・豊洲PITにて開催した。