カニエとキムvs.ジェイZとビヨンセ、豪華セレブの娘対決が勃発?
ブルー・アイヴィーとノース・ウェストのライバル関係は?
こうなると気になるのが、ブルー・アイヴィーとノース・ウェストのライバル関係。ノースが誕生した時期にはイェ(カニエ・ウェスト)とジェイZは親友と目されていて、実際に音楽でのコラボも多かった。しかし、ビヨンセとキムの関係は微妙で、ビヨンセ&ジェイZはカニエ&キムのイタリア挙式をドタキャン。しかも家族旅行中であることをSNSで世界に発信したことでキムが激怒したと伝えられている。以降、急速に冷めはじめたノウルズ=カーター家とカーダシアン=ウェスト家の関係に終止符を打ったのが、TidalとApple Musicの確執で、この時にカニエ(当時)が「ノースとブルー・アイヴィーが一緒に遊ぶことはない」と公言している。
キムとビヨンセ、育て方の違いは
しかし、父親たちの喧嘩に娘たちが巻き込まれたわけではなく、問題だったのは、キムとビヨンセの育児方針の差なのだ。ビヨンセはプライベートも全て世界に発信するキムが子どもたちを頻繁にインスタグラムやリアリティ番組に登場させたり、TikTokアカウントを開設させたことに眉を顰めていたとか。実はブルー・アイヴィーが幼かった頃、心無いネット住民たちからさまざまなディスを受けたことがあった。これを教訓としたビヨンセ&ジェイZは、子どもたちが自分でイメージ・コントロールできるまでメディア露出を制限する方針にしたのだった。
「ブラウン・スキン・ガール」でミュージシャン・デビューしたブルー・アイヴィーがパパに連れられてスーパーボウルやバスケットボール観戦する姿をパパラッチされはじめたのも自分の意見を持つようになってからのこと。初めてビヨンセと共にステージに上がったのもドバイで行われたプライベートショーだし、昨年5月からステージに立つ「ルネッサンス」ワールド・ツアーもあくまでもダンサーとしての参加。きちんと実力がつくまではチヤホヤされないように、というビヨンセの教育方針なのだろう。
しかし、キムは子どもたちに甘々だ。褒めて伸ばす方針なのだろう、ノースちゃんからメイクやファッションにダメ出しされて困っても、叱ったりはしない。そのせいかもしれないが、「カーダシアン家のセレブな日常」では父親譲りの暴言を吐くノースちゃんがフィーチャーされることも少なくない。ポップコーンをポリポリ食べながら有名デザイナーのドレスを貶す姿は、まさにミニ・カニエ。娘の無礼な発言は、キムが助長しているせいという見方もあるが、リアリティ番組の演出? とはいえ、1月にはノースちゃんがキムの無修正写真をTikTokにアップしていて、さすがに母親として甘すぎたと後悔しているかも。