エンゼルスと契約合意後、日本ハム２軍施設で水原容疑者（左）と自主トレする大谷＝２０１８年１月、千葉県鎌ケ谷市

【俺とデスクの座談会】 デスク「米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が渡米以来、通訳を務めて無二の相棒だった水原一平容疑者（３９）が、その陰で大谷の銀行口座に不正アクセスして、約２４億円も違法ブックメーカーに送金していた一件は、２人の古巣の日本ハムもショックがでかいだろうな」 【写真】ドジャースタジアムで観戦する大谷翔平の真美子夫人と愛犬の「デコピン」 記者「この件になると、みんな口が重いですね…。大谷と水原容疑者は２０１２年オフの〝同期入団〟ですが、当初はさほど親交はなく、主力選手だと陽岱鋼（現オイシックス新潟）とよくつるんでいたみたいです。米アリゾナ州での春季キャンプ（２０１６―１９年）中には、近くのカジノにナインをアテンドもしていたとか」 デスク「そこから絶大な信頼を得て通訳以上の存在にまでなったのに、裏切られた大谷が人間不信にならなきゃいいけど」 記者「大谷とドラフト同期で兄貴分だった鍵谷陽平投手（３３）は『翔平はそこまで他人のことを信じてないですよ。あいつはそんなヤワなヤツじゃない』と笑い飛ばし、強靭なメンタルに太鼓判を押していました。稲葉２軍監督も『翔平もこういう目に遭うのは初めてだし、社会勉強になったんじゃないか』と話してましたよ」 デスク「授業料が高過ぎるだろ、なんぼなんでも」