北朝鮮兵士、露西部クルスク州で初の戦闘参加 ロイター通信
北朝鮮の兵士がここ数日の間にロシア西部クルスク州で初めて戦闘に参加したと、ロイター通信が報じました。 ロイター通信は、アメリカ当局者2人が6日、北朝鮮の兵士がここ数日の間にロシアのクルスク州で初めて戦闘に参加したと明らかにしたと報じました。 当局者の1人は、兵士らが4日の戦闘に参加したと述べたということですが、戦闘についての詳細や北朝鮮側に死者やケガ人が出たかどうかについては言及しなかったということです。 ウクライナのウメロフ国防相は、韓国のテレビのインタビューで、北朝鮮兵士との間で初めての交戦があったと述べていて、ゼレンスキー大統領も5日、北朝鮮兵士との初めての戦闘によって「世界を不安定化させる新たなページが開かれた」との懸念を示していました。 また、アメリカ国防総省の報道官は4日、「ロシアに駐留する北朝鮮兵士は1万1000人から1万2000人程度で、現在、クルスクに少なくとも1万人が駐留しているのではないか」と述べていました。