全国学力テストの結果が公表され、大分県は小学6年生が全国13位タイ、中学3年生は27位タイでした。 【写真を見る】全国学力テスト結果公表　小6は13位、中3は27位　いずれも九州では福岡に次ぎ2位　大分 4月に行われた全国学力・学習状況調査には県内すべての公立学校の小学6年生と中学3年生あわせて1万7千人あまりが参加しました。29日平均正答率が公表され、小学6年生は国語で全国平均を1ポイント上回り、算数は全国並み。中学3年生は国語が全国並みで数学が全国平均を3ポイント下回りました。 OBSの独自集計では小学生は全国13位タイ、中学生は27位タイでいずれも九州では福岡に次ぎ2位です。 （県教委 義務教育課・小野勇一課長）「小学校においてはここ数年ずっと平均正答率を上回っているので一定程度の学力を身につけてきていることがわかる。中学校においては昨年度から特に数学において全国平均正答率を下回る結果になっている」 また、小学5年生と中学2年生を対象にした県独自の学力調査の結果も公表され、すべての教科で知識・活用ともに偏差値50を上回りました。 県教委は授業改善が進んでいると評価した一方で、中学の英語で低学力層が目立っていることから今後は底上げが重要としています。 （小野勇一課長）「今後、英語等は低学力層の底上げが非常に重要になってくるもう1ランクアップした授業改善を進めていきたい」 県教委は秋をめどに市町村別の結果や、成果をあげた学校名を公表する方針です。