小泉孝太郎「車は時を刻んでくれる」 夢や思い出が詰まった愛車『トヨタ マークⅡワゴン』
■初めて自分で買った愛車『トヨタ ヴォクシー』
最後に登場したのは、23歳の孝太郎さんが初めて自分のお金で購入した『トヨタ ヴォクシー』。2001年発売のスタイリッシュなボディーと、パフォーマンスを両立したミニバンです。フロントシートからサードシートまで全席の座り心地が良く、楽しい車を追求。プレミアムセダン並みの全長でありながら、フロア地上高・室内高を十分に確保し、ゆとりの室内空間を実現しました。 愛車の思い出について、孝太郎さんは「納車のときのことを、よく覚えています。写真も撮って。正面の顔が好きでした。年代と共に愛車に対する考え方が変わるんでしょうね。この先、またみんなと乗りたいとか、もし結婚できたら、こっちに戻るかも。迎えに行くとか送るのが好きですもん」と、懐かしい愛車に思いを寄せました。 久々に愛車のエンジンをかけた孝太郎さんは、「よく横須賀・東京間、総理公邸を行き来しました。当時水面下ではいろんな危ない情報も入ってきて、僕の身の危険もあった。(警察の方から)“なるべくいられるんだったら、総理公邸にいてください”と言われていた。20代半ばで自分の人生が終わるのも覚悟していました」と、当時の緊迫感を伝えました。 最後に、“孝太郎さんにとって車とは?”と聞かれ「ひとことで言えば、時計です」と答えた孝太郎さん。「ヴォクシーに乗れば20代前半の、あの時を刻んでくれた。その時間、時代を刻んでくれるもので、そのときの思い出が詰まっている」と、笑顔で明かしました。 (3月2日放送のBS日テレ『おぎやはぎの愛車遍歴』を再構成)