小泉孝太郎「車は時を刻んでくれる」 夢や思い出が詰まった愛車『トヨタ マークⅡワゴン』
■デビュー前の愛車『トヨタ マークⅡワゴン』
続いて登場したのは、孝太郎さんが芸能界デビューする前の愛車『トヨタ マークⅡワゴン』。5ナンバーフルサイズの上級ステーションワゴンで、エンジンは直列6気筒ハイメカ ツインカム エンジンを搭載し、FR(後輪駆動)を採用。この車は、1990年に追加されたLGグランデエディションで、電動格納式ドアミラーを装備するなど、グレードだけでなく使いやすさも向上しました。 愛車との出会いについて、「子供の頃からかわいがってくれた、おじいちゃん代わりの人に、中古で買ってもらった。弟の進次郎も免許を取って、兄弟で共有しました」と明かしました。 かつての愛車との再会に、孝太郎さんは「改めて『マークⅡワゴン』を見ちゃうと、青春時代を思い出す。マリンスポーツは、一通りやりました。船の免許も取りましたし、水上スキーだったり、ウェイクボード、サーフィン、釣りはもちろん、そのままバーベキューをしたことも。地元の後輩で(タレントの)上地雄輔とドライブに行き、“芸能界に興味がある”と打ち明けたのもこの車」と、愛車のなかで互いの将来を語り合ったそうです。
■政治家の家に生まれて…
かつての愛車のハンドルを握り、孝太郎さんは「大人になってから、弟・進次郎と話したんですけど、(進次郎が)“オニイが政治の道を行くだろう。そしたら僕は秘書になろう。オニイを支える人生に。芸能界に行くのはビックリした。どうせ失敗して帰ってくるんだろう”と思っていたみたいです。(進次郎は)“じゃあ、自分は政治の道を志していいのかな。だったら自分は挑戦したい”」と、兄弟の会話を明かしました。 政治家の長男として生まれた孝太郎さんでしたが、政界への誘いはなかったそうで、「本当に感謝していますね。プレッシャーや政治家になるしつけは一切なくて、(父は)“自分が夢中になれることを探しなさい。政治家になろうなんて思わなくていい”という教えだった。オーディションの話をしたときも、2秒くらい間があって、(父は)“そうか、一生懸命やってみなさい”と、(父から)“俺の跡をやってほしい”と言われていたら、きっとそちらの道に進んでいた」と、人生の岐路を明かしました。