ビューテック 破産手続き開始 関連会社含め負債4億2300万円
帝国データバンク土浦支店は7日、キャラクター・ノベルティグッズ販売のビューテック(茨城県守谷市)と関連会社のすぱーく(同)が水戸地裁龍ケ崎支部から破産手続き開始決定を受けたと発表した。決定は9月25日。負債は計約4億2300万円。 ビューテックは2002年に設立。ディスニーやJリーグ関連グッズなどを中国企業中心に生産委託し、すぱーくなどを仕入れ窓口として調達。広告制作、グッズの販売業者などに販売していた。19年2月期は年売上高約1億7800万円を計上した。しかし、新型コロナウイルス感染拡大で販売環境が急激に悪化し、中国からの商品調達難も発生。24年2月期は同約2000万円まで落ち込んだ。 事業の立て直しを図ったが、資金繰りも限界に達したことから事業の継続を断念。6月までに事業を停止した。
茨城新聞社