非常に強い台風21号 八重山地方暴風に警戒
QAB 琉球朝日放送
台風は、非常に強い勢力を維持したまま沖縄の南から台湾付近に進む見込みで、八重山地方には昼過ぎにかけて最も接近する見込みです。 非常に強い台風21号は、31日午前11時には沖縄の南の海上を北西へ進んでいるとみられます。中心の気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルとなっています。 石垣島で常住智史記者は「台風21号が接近している石垣市です。風が徐々に強まりヤシの木の葉も大きく横に揺れています」とリポートしました。 台風は、昼過ぎにかけて八重山地方に最も接近する見込みです交通機関では石垣島と周辺離島を結ぶフェリーが全便欠航となったほか、空の便は、JTAと全日空が石垣空港を発着する全便の欠航を決めています。また、石垣島地方と与那国島地方への暴風警報の発表を受けて、石垣市の小・中学校や高校、特別支援学校は臨時休校となりました。 八重山地方は台風の接近に伴い非常に強い風が吹く見込みで、気象台では暴風に警戒を呼びかけています。