お茶請けや手土産に「甘いおせんべい」岐阜・石川・京都老舗の銘菓3選
お子さまから大人までみんなが大好きなおやつ、「おせんべい」。ご自身で楽しむのもよし、贈り物にするのもよし。お茶請けにぴったりな、地方名店の甘いおせんべいの逸品をご紹介します。
田中屋せんべい総本家|キャラメルせんべい&みそせんべい 各8枚セット 3,326円
■昔ながらのせんべいを新しい味と一緒に味わって 岐阜・大垣で安政6(1859)年創業した菓子舗「田中屋せんべい総本家」の看板人気商品で、卵を使わずに作る硬くツヤのあるせんべい「みそ入大垣せんべい」は、古くから多くのファンを誇っています。その定番商品「みそ入大垣せんべい」と、そこにキャラメルペーストを塗ってフランス・ゲランドの塩を振り、さらに粉糖をかけてオーブンでキャラメリゼした「まつほ」の2種のセットがこちら。150年以上続く伝統の味と、当代が作り上げた新しい味の食べ比べを楽しむことができます。
中田屋|大柴船 15本 2,430円
■約18センチの大きなひねり形。江戸時代から愛されている加賀のせんべい 峡流に遊ぶ落ち葉を象ったとされる「大柴船(おおしばふね)」は、しょうが風味のすり蜜を塗ったせんべい。柴船は献上菓子として江戸時代から金沢で愛されてきた銘菓です。手焼きならではのおおらかな形のせんべいにすり蜜がたっぷりと絡み、上品な甘さにしょうがの辛さが効いています。パリッとした歯触りとしょうがの風味を損なわないよう個包装にされているのが嬉しいポイント。お配り用としてもおすすめです。
末富|野菜煎餅 3枚×18包 4,536円
■戦後まもなくの頃に生まれた野菜と玉子のおせんべい 「末富」の創業は明治26年。戦後、十分に砂糖が使えるようになった頃に、「一般の方にもおいしいお菓子を」と、堀川ごぼうや鞍馬の木の芽など地の野菜を玉子せんべいと合わせた、こちらの「野菜煎餅」が考案されたそうです。せんべいの表面にあしらわれた蓮根などの野菜は見た目も美しく、かしこまった場への手土産にもふさわしい気品に満ちた一品です。