特定商取引法違反の僧侶 祈祷料名目で岩手県内外の男女3人から約800万円をだまし取ったとして詐欺の容疑で再逮捕
IBC岩手放送
祈祷の契約を巡って僧侶3人が逮捕された事件で、警察は17日、このうち福島市の僧侶1人が祈祷料名目で岩手県内外の男女3人から現金およそ800万円をだまし取ったとして詐欺の疑いで再逮捕しました。 【写真を見る】特定商取引法違反の僧侶 祈祷料名目で岩手県内外の男女3人から約800万円をだまし取ったとして詐欺の容疑で再逮捕 再逮捕されたのは福島市の僧侶・宗像法照こと眞鍋明夫容疑者67歳です。 警察によりますと、眞鍋容疑者は2022年6月ごろから2024年3月ごろまでの間、一関市や奥州市、山形県に住む60代から70代の男女3人に「悪い因縁を取り除くためには祈祷が必要」、「有名寺院に祈祷させる」などと言って、祈祷料名目として現金800万円余りをだまし取った疑いが持たれています。 警察は捜査に支障が出るとして眞鍋容疑者の認否を明らかにしていません。 眞鍋容疑者は別の僧侶2人と共謀して祈祷の契約を結んだ際に、法律で定められている書類を交付しなかったとして9月29日に特定商取引法違反の疑いで逮捕されていて、17日付で3人とも処分保留で釈放されました。 眞鍋容疑者はこれまでに祈祷料として330人以上から4億円以上集めていて、警察は余罪を含めて捜査を続けています。
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